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日米高校生サミット in 陸前高田 2015

2015年7月11日に「第四回日米高校生サミット in 陸前高田2015」が、5月に完成したばかりの同市コミニティホールで開催されました。今年のテーマは「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」であり、ノーマライゼーションとは、2011年震災からの復興において、あらゆる人々にとってインクルーシブ(包括的)であることを意味します。陸前高田市は以前と同じ社会を再現するのではなく、一からの社会づくりに取り組んでいます。そのため、本サミットで議論されたアイデアは陸前高田市に提出されます。

今回は第四回目となるサミットに30名以上の米国高校生と25名の高田高校と大船渡高校の学生が参加しました。ファシリテーターのボランティア18名のうち、6名が「話そう基金」からの参加者でした。サミットはAidTakataの村上清代表の挨拶で始まり、「はなそう基金」メンバーである佐藤テッドさんによる説明が行われました。高校生とファシリテーターは8チームに分かれ、市内各地に振り分けわれたフィールドワークへ向かいます。フィールドワークには、コミニティホール、奇跡の一本松、高田病院、高田高校、災害復興公営住宅等の場所が選ばれました。

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フィールドワーク後、すべての人々にとってインクルーシブな社会を構築するにはどうすべきか、各チームで話し合い、プレゼンテーションが行われました。米国の高校生は日本語で、日本の高校生は英語でプレゼンテーションを行い、互いに助け合って発表する姿には参加者一同、感銘を受けました。提言には実用的なものが多く並び、ドアをスライド式自動ドアにしてはどうか、建物に入る階段をスロープにしてはどうか、薬局の場所が道を挟んで病院の前にあるが病院の隣にしてはどうか、老人、子ども、車いすの人々が通るため店内の通路を広げてはどうか、等が挙げられました。

あるチームは、People Of Rikuzen Takataの頭文字を取って「PORT」というFacebookのページを立ち上げました。世界とつながるため、特に米国高校生と陸前高田の人々がつながり続けられるように作成されました。以下にリンクがあります。https://www.facebook.com/PORT-People-of-Rikuzen-Takata-376128585918649/timeline/

サミット開始時は参加者全員が緊張した面持ちで、特に日本の高校生は委縮しているように見られましたが、サミット終了後は高校生同士が笑い合い、一緒に歌を歌い、時にはハグをしあう等、目に見えて大きな変化がみられました。コミュニケーション上では難しい部分もありながらも、陸前高田市へ価値のある提言を行った高校生たちは、まさに同市が目指すインクルーシブな社会を体現しているようでした。

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