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佐藤貞一さん(佐藤たね屋)について

佐藤貞一というひとについて、話したいと思います。 私たちが心から尊敬する人です。

  • 佐藤たね屋(種苗店)という小さな店の事業主です
  • 津波が起きた時には海岸沿いの国道にあるホームセンターで買い物中でした
  • 偶然、津波から逃げることができ、生き延びました
  • 店舗と自宅は津波で流されました。春まきの種もすべて流されました
  • 家があった一帯は今は何もありません
  • 借金は残りました
  • 「借金も持ってってくれたらなぁ」「でも取引先に迷惑はかけられないから、やらなくではと思った」といいます

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佐藤さん(左)、Komo(右)

  • 軽トラックの荷台に乗せて、苗を売り始めました
  • もともと店舗があった場所に、仮設店舗を作りました。材料は手に入らないので、瓦礫で作りました
  • 納屋には自分で絵をかきました
  • 看板も自分で作りました
  • すごいと言うと、「いや、素人仕事の出来栄えだから」と答えます

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  • 苗には水が必要です。水道はなくなりました
  • 井戸は5m、自分で掘りました
  • 道具もない中でしたので、作りました。最初はお玉で、竹で、いろいろ試しました
  • 今ではポンプをつけました。もちろん自分でやりました
  • 大工仕事は、震災後初めて取り組みました
  • 「やればできるもんだ」といいます

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  • 陸前高田にUターンするまでは、トマトの品種改良が専門の仕事でした
  • 津波のあと、塩害にあった土地でどの作物が良く育つか、実験しています
  • トマトも、何種類も作っています
  • 「種をまくこと、何かを育てることで、元気がでる」といいます

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  • 被災手記を書きました
  • 2012年3月11日に第一版が発行されました
  • 英語で書きました
  • 英語は得意ではありません
  • 日本語では辛すぎて書けませんでした
  • 言葉とこころの間に少しだけ、距離を置きたかった
  • しかし、亡くなられた方々のためにも事実を残す、伝えるべきだと思った
  • そんな風にして、”The Seed of Hope in the Heart”はうまれました

 

  • 2013年3月11日に 第三版が発行されます
  • いつの間にか、伝えたいことが増えました
  • どうしたら被害を小さくできたのか
  • どうしたら同じ悲劇を起こさないのか
  • 「歴史から学ばなくてはならない」と、佐藤さんはいいます

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  • 佐藤さんは、今日も種をまき、水をやり、苗を育てます
  • もうすぐ春になり、夏になり、今年もトマトが実るでしょう

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  • 伝え続けます
  • 地理を越えて広く、時代を越えて長く、伝えようとする佐藤さんに、いつもわたしたちは動かされます

Komo & Hiroko

 

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