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2014年4月

2014年4月の「Komo’s英語音読会@陸前高田」の実施報告をさせていただきます。

  • 日程:2014年4月18日(金)~20日(日)
  • 参加人数:32名(複数回参加の方を数えると、のべ34名)

18日(金)

金曜日は、鳴石の「りくカフェ」(18:30~20:30)と、小友の「モビリアキャンプ場仮設住宅の集会所」(19:00~21:00)の2か所で開催しました。

「りくカフェ」の様子・・・今回は子供たちの行事が重なったりもして、大人の方々がメインでした。毎回英語の歌を一曲ずつ練習して増やしておられる方、英会話本を練習しておられる方など。

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そして「佐藤たね屋」の佐藤貞一さんも。佐藤さんは、自作の震災体験・考察手記「The Seed of Hope in the Heart」を音読教材にされていますが、並行して中国語版も執筆されており、金曜日は中国語版のほうを練習されました。

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モビリアキャンプ場集会所の様子・・・こちらの会場は、近隣の小中高生を対象に開催しています。教材は、それぞれに違います。学校の教材、ディズニーの英語版の絵本、漫画のセリフの英作文練習、英検の二次面接の準備などなど。個別性の高いニーズ(つまり、興味関心や責任感を伴う題材)に、その都度ボランティア講師が個別に対応する形をとっています。

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こちらは、この4月に中学1年生にあがったYさんのテキストとノート。英語の絵本は、内容がやさしくても英語の表現は文法的にも語彙的にもレベルが高かったりします。テストをしたら、一流大学を出た大人でも皆が高得点をとるのは難しいと思います。そんな内容でも、語彙、自筆、発声などを大事にしながら、地道に取り組んでいただいています。素晴らしいですね!

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19日(土)

土曜日の朝一番は、いつも「佐藤たね屋」の佐藤貞一さんです。金曜日の夜には「The Seed of Hope in the Heart」の中国語のほうを使われましたので、この日は英語のほうを音読されました。初参加だった講師2名、言葉的にもカルチャー的にも英語ネイティブですが、佐藤さんの発音・発声の良さに感動していました!

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英会話の文例集を使っておられるOさんは、この日は例文を少し離れて、ご自身のことを説明する際に有用な文章をいくつか練習されました。ボランティア講師がヒアリングしながら、英作文をして、それを練習いただくような形でした。作成した英文はオリジナルの会話例文集になりますので、後からご本人にお送りしました。

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英語の歌も、重要な「音読」題材の一つです。今年から英語音読会にご参加のお二人、まずは”The Sound of Music”の中に収録されている歌を一つずつ覚えていこうという趣向。初回に「ドレミの歌」から始めて、前回より徐々に「エーデルワイス」へ。この日は、「エーデルワイス」だけに集中して何度も練習しました。最後は、ボランティア講師も含め、皆で立って合唱!

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午後の部も、コンスタントに参加がありました。午後一番は、岩手日報の英文記事、神社を海外に紹介するパンフレット、海外との文通の文面作成などを教材にしておられる方々。とにかく徹底的に、「個人的に意味のある英語」の機会をご提供しようと思うのです。

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午後2枠目は、「詩と絵で綴る陸前高田~大震災を乗り越えて」の吉田姉妹も。毎月一首、自作の短歌を英訳したものを教材にしています。過去の作品も、毎回振り返って音読します。その他、高校2年生の教科書、トラベル英会話の会話集などをお使いの方が参加されました。

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午後最後の枠では、高校の教材、英会話の例文集、イラスト入り英語辞書の語彙、被災地のことを海外からの来訪者向けに説明する会話文、旅行業分野の英語文章・・・などなど、これまた多様なサブジェクトに取り組む方々が参加されました。

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海外からの来訪者向けの説明文などを、少しずつ増やしながら、すべてiPad miniで管理して携行しておられる大坂芙美子さん。ご自宅でも、家事の合間などに、ボランティア講師が吹き込んだ読み上げ手本のCDを聴いたりしているそうです。継続は力なり、ですね。

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小学生も、頑張っていますよ!この人はいつも最後に小テストをするのですが、ちゃんと綴りや発音も覚えていて素晴らしいです。この日は、特に冴えていたようで、ボランティア講師も驚いていました。

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 20日(日)

日曜日は、いつも午前中で終了です。今回は朝一番(9時~)の枠に参加者が多く、小ぶりの会場には入りきれなかったため、小学生4名は急遽大坂芙美子さんの仮設住宅に間借りして開催することになりました。小学生4名とボランティア講師4名、合計8名が一室でそれぞれOxford Picture Dictionaryを使って語彙の充実や発音練習などに取り組みました。

通常の会場(竹駒のママハウス)のほうには、大人の方々にお越しいただきました。宮沢賢治の「注文の多い料理店」の英語版、佐藤貞一さんの「The Seed of Hope in the Heart」、「チャーリーとチョコレート工場」の原書など。

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天気が良かったので、外のベンチに出て「青空教室」になったペアもありました。陸前高田はちょうど桜の季節、春まっ盛りです。しかし・・・思ったよりも風が冷たく、陽射しが眩しくて文字が見にくくなったようで、後半は室内にお戻りでした ^^)

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午前中後半には、中学生も一人参加。ディズニーの英語版絵本を使っています!英語の勉強がお好きなようで、最初に参加された際にいくつか見本でお見せしたものの中から、「これにする!」ということで、この教材をピックアップされました。将来が本当に楽しみですね。

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12時少し前に、4月の英語音読会の全日程を終えました。今回は、金曜日のみ参加の講師が2名、土曜日のみ参加の講師が1名、土日参加の講師が5名、全日程参加の講師が5名、合計13名のチームになりました。うち、初回参加が4名でした。

英語音読会は、単に「毎月開催される英語の教室」ということではなく(いや、絶対にそうでなくて)、参加される方々と、ボランティア講師メンバーとの交流の場でもあります。「はじめまして」の喜びや、「また会えたね!」の喜びがあってこその英語音読会です。

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仕事など忙しい中で陸前高田に来て下さったボランティア講師のメンバーにも、色々行事が多い時期に足を運んで下さった参加者の皆さまにも、心より感謝しております。こうした地道な営みが徐々に広がって、他の形で英語を学習される方々も含め、陸前高田全体が「英語を勉強する雰囲気にあふれた町」になっていくといいなぁ~と、願っています。

(古森)

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