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2018年8月 まるごと英語で夏祭り

まるごと英語で夏祭りin陸前高田

まるごと英語で夏祭りin陸前高田2018のご報告をいたします。

今年は一昨年、昨年に続き3回目の開催となりました。過去2回の学びや反省をふまえ、プロセスやチーム編成を見直し、年初より幹事団5名、5月頃から実務リーダー2人を加え7名で毎月の月例会議とSNSでのやりとりを通じ準備を進めてまいりました。

Komo’s英語音読会@三陸で毎月英語を学んでいるみなさんをはじめとして、気仙地方にお住まいの方を中心に(自力で来ていただけるのなら世界中どこからでも)老若男女どなたでも参加できるような異文化コミュニケーションの場を機会を提供したい、英語で“伝わった”、“もっと伝えたい”を感じてほしい。世界には多様で素敵な方が大勢いると感じ、自分の世界を広げる場を提供したいとの当初からのコンセプトを守りつつ、今年は、参加者だけでなく一緒に祭りを作り上げるSCOA(Sports Camp Of America)のかカウンセラーや祭りを陰で支えるボランティアスタッフにも楽しんで交流してほしいとの思いを強くもって準備してまいりました。

イベントの費用は、はなそう基金の会員のみなさんの寄付で賄うことができました。日頃から継続的にご支援いただいている方、Run for はなそう基金のみなさま、東京での音読会などを通して寄付いただいている方、皆様のサポートのおかげで実現できましたことに、改めてお礼申し上げます。

今年は準備のため、事前に幹事2名で伊豆のSCOAキャンプを訪ねました

伊豆、清里で1か月近く、Kids向けの英語キャンプを行っているSCOAメンバー。今年は、そのメンバーにあらかじめ、「夏祭り」とは何かということをお伝えするため幹事2名で伊豆でキャンプ中のSCOAを訪ねました。その顔合わせの場では、三陸の音読会参加者の吉澤恵美さんからビデオメッセージで、被災地で子供を持つ母親として、震災時、震災後のお子さんの様子、夏祭りへの期待などを語っていただきました。

夏祭り前日8月17日金曜日 SCOAに日本と高田を知っていただく活動

まず、朝いちばんで、Komo’s音読会会場として継続して自宅を提供してくださり、講師陣に食事も準備してくださる大坂さん宅でご挨拶。その後、Komo’s音読会@陸前高田の参加者である及川佳代さんの英語ガイドによる被災地ツアー。今年で3回目ですが、復興が進むにつれ、どんどん変わる街の様子にあわせ毎年内容はアップデートしています。今年はツアー数週間前に、津波到達点の象徴だったガソリンスタンドオカモトの看板が移動したので、ツアールートも緊急変更しました。そして、数年前までかさ上げ用の土を運ぶベルトコンベヤーのスタート地点となっていた山に新たに出来た「今泉の高台」と呼ばれる新しい高台居住地域も紹介しました。

そして今年も昨年に続きツアーの最終地点は月山神社。音読会の参加者である荒木啓子さんが、ずっと学んできた神道と月山神社についての説明を英語で行いました。昨年の実績をふまえ、カウンセラーに関心をもっていただきやすいように、アニメや図を駆使したプレゼンにバージョンアップ。最後には、カウンセラー達も神妙な顔で作法を学んでおまいりをしていました。
ツアーのあとは、大坂芙美子さん宅にて、おにぎり、お味噌汁などをふるまいながら、大坂さんがお箸の使い方やおにぎりの作り方を英語でレクチャー。その後は自宅の周辺を歩きながら、彼女の被災体験のシェア。彼女が5年暮らした竹駒の仮設もついに今年の春取り壊されましたが、その跡地も訪ねました。亡くなった方を思って植えた桜が今年初めて咲いたということで、最後にはその桜の花びらを使った桜湯がふるまわれました。

及川さん、荒木さん、大坂さんはこのために大変な準備と練習を重ねてくださいました。実際に学ばれていることを、英語のネイティブスピーカー達に伝える体験はお3方にとってかけがえのないものになったと思います。大学生達にとっても、地元の方から直接聞く体験談を通して、深く心を動かされる1日となったようでした。

 

8月18-19日 「まるごと英語で夏祭りin陸前高田」

今年も昨年に引き続き陸前高田市教育委員会及び陸前高田市国際交流協会より後援をいただきました。未就学児からご高齢の方まで1部、2部、3部、4部 のべ206名のみなさまにご参加いただくことができました。

一昨年、昨年は生憎の雨模様でしたが、今年は初めての晴天。しかも気温も高くなりすぎず、絶好の夏祭り日寄りとなりました。今年は、晴れでも雨でも、旧気仙中学の体育館を使用することで計画しておりました。リピーターの方も多く、土曜日の午後の開始直後から最後まで、すごい熱気と盛り上がり。老若男女の参加者のみなさんとSCOAカウンセラーがスポーツやゲームを通じて楽しく交流しました。

土曜日の夜のBBQも、予定通り天候にかかわらず体育館で実施しました。今年は、参加者とスタッフの交流が増えるよう、BBQは気仙沼の”Cheers”のみなさんに委託させていただきました。こちらものっけからカウンセラーのリードでダンスを踊ったり、音読会参加者佐藤たね屋代表佐藤貞一さんのギターに聞きほれたり、毎回定番の高田の盆踊りを踊ったり、アメリカ風キャンプソングを歌ったり。そして最後にはカウンセラーによるタレントショーに目を丸くし、まさに、夏祭り、の楽しい夜となりました。

宿泊していただく方も昨年並の約40名いらっしゃいました。日曜朝には、初めての試みで、参加者集合で朝食。カウンセラーのリードでアメリカ風のピーナツバターといちごジャムのサンドイッチを楽しく食べ、ちょっぴりアメリカ気分を味わいました。

そして、最後の第4部も前日以上の盛り上がりの中無事に終了。

みなさんを送り出したあと、大坂さんからカウンセラーのみなさんにスピーチと贈り物。大坂さんが義理のお母さまの介護を終え、家族からのプレゼントでアメリカ旅行に行こうとしていたまさに直前、次男を亡くし、旅行に行けなかったけれども、今、こうして、毎年SCOAのみなさんにここで会うことが私のアメリカ旅行だという話には、カウンセラーばかりでなく、同席していたボランティア全員心を動かされました。

運営面を支えてくださったボランティアも今年は遠隔サポートも入れて25名にもなりました。英語音読会@陸前高田に何度もいらっしゃっている方もいれば、はじめての陸前高田、はじめてのはなそう基金活動の方もいらっしゃる多様なメンバー達。今年は初めて、土、日、とも万が一に備え土曜日は吉澤さん、日曜日は高橋さんと2名のドクターにも待機いただきました。

規模が大きくなり、いろいろ反省の多かった昨年の学びをいかし、今年は、おかげさまでなんとかスムーズに進めることができたと思っております。受付班、宿泊班、運転、情報、医療、遊軍。また前日のおにぎり準備やツアーなど、それぞれの役割を自律的にこなしていただいたボランティアのみなさま、各班のリーダーのみなさまに心より感謝いたします。

今回も、たくさんの数えきれない交流がありました。ご縁が生まれ、広がり、深まりました。

文中で触れさせていただいた方々以外にも、BBQのスモーク用チップを提供してくださった松田林業の松田さん、盆踊りで率先してお手本役をしてくださった高田のみなさん、毎年宿泊させていただく二又復興交流センターのみなさん、旧気仙中学体育館の施設関係者の皆さん、会場周辺の交通整理、警備を引き受けてくださったトスネット陸前高田のみなさん、興味をもって取材いただいた新聞社(朝日新聞、岩手日報、東海新報、読売新聞)の記者の皆さんなど大勢の方の協力なしにはこのイベントは成り立ちませんでした。改めまして、多数のみなさまのご協力、ありがとうございました。来年も夏祭りでみなさんにお会いできること楽しみにしています!

(夏祭り幹事 中村、藤島、大森、ベスト、Komo)

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