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2019年8月 まるごと英語で夏祭り in 陸前高田

まるごと英語で夏祭りin陸前高田

まるごと英語で夏祭りin陸前高田2019のご報告をいたします。

4回目、且つこの形式での最後の開催となりました。過去の学びや地元の方を含めより多くの方のサポートをいただき、無事に3日間のプログラムを終了することが出来ました。改めてお礼申し上げます。

「まるごと英語で夏祭り」はSCOA (Sports Camp of America)とはなそう基金の共催で陸前高田にて行うイベントです。Komo’s英語音読会@三陸で毎月英語を学んでいるみなさんをはじめとして、気仙地方にお住まいの方を中心に老若男女どなたでも参加できるような異文化コミュニケーション機会を提供したい、英語で“伝わった”、“もっと伝えたい”を感じてほしい。世界には多様で素敵な方が大勢いると感じ、自分の世界を広げる場を提供したいとのコンセプトで実施に向けて春から幹事団が中心になって準備を進めてきました。過去最大の参加者となり、参加者たちからのフィードバックからも目的を達成できたのではないかと思っています。

はなそう基金の活動の原点は、被災地に住まう方が国外につながる、発信する力を持つ手伝いをすることです。その観点では夏祭りの参加者が過去最大となったことはまさに願い通りです。一方、この規模のイベント開催費用を確保することは、様々な意味で容易ではありません。日頃から継続的にご支援いただいている方、Run for はなそう基金、東京での音読会のみなさまなど長く支援いただいている方をはじめとして、「夏祭り」のコンセプトに共感して今回寄付をくださった個人、法人のおかげで資金調達の目途も立ちました。

幹事団は今年も事前に清里のSCOAキャンプを訪ね、これまでの経緯や「夏祭り」とは何かということをお伝えしたうえでSCOAカウンセラー(キャンプカウンセラー)にいらしていただきました。

 

8月16日 SCOAに日本と高田を知っていただく活動

大坂さん宅でのご挨拶後、音読会@陸前高田の参加者である及川佳代さんの英語ガイドによる被災地ツアー。今年で4回目のご担当です。復興が進むにつれ、どんどん変わる街の様子にあわせ毎年内容はアップデートしています。相手の心をつかむ気遣いユーモアも英語でバッチリ。

そして3回目の同じくレギュラーメンバーの月山神社の荒木啓子さん。英語音読会@三陸の経験、神道や月山神社についての説明を英語で行いました。これまでの経験と実績をふまえたアニメや図を駆使したプレゼン、神社での作法を学ぶ機会ともなりました。

今年初は伊東恵美さん。フェアトレード団体のネパリ・バザーロさんが陸前高田を拠点に運営しておられる生絞り椿油を作る工房「製油工房 椿のみち」と椿畑の案内。海の見える椿畑や、この工房で他にも作っている化粧品やカカオ製品にカウンセラー達は大興奮でした。

ツアーのあとは、大坂芙美子さん宅にて、おにぎり、お味噌汁などをふるまいながら、大坂さんがお箸の使い方やおにぎりの作り方を英語でレクチャー。その後は自宅の周辺を歩きながら、彼女の被災体験のシェア。あいにくの雨ではありましたが慰霊碑にも行き今回何度目かの祈りを捧げました。大坂さんが椿の記念植樹を用意してくれ、SCOAメンバー一人ひとりから木札にサインをもらい、椿の苗のそばに立てました。

及川さん、荒木さん、伊東さん、大坂さんはこのために大変な準備と練習を重ねてくださいました。実際に学ばれていることを、英語のネイティブスピーカー達に伝える体験を繰り返すことで、今年は一層自信をもって対応しておられ、やってよかったと言ってくださいました。大学生達にとっても、地元の方から直接聞く体験を通して、深く心を動かされる1日となったようでした。

 

8月17-18日 「まるごと英語で夏祭り in 陸前高田」

今年も昨年に引き続き陸前高田市教育委員会及び陸前高田市国際交流協会より後援をいただきました。未就学児からご高齢の方まで1部、2部、3部、4部 のべ269名のみなさまにご参加いただくことができました。

今年も快晴!気温は早朝からぐんぐん上がり、熱中症対策にSCOAカウンセラー達は大変気を使って運営してくれ、大きな怪我や体調不良もなく済みました。これまで数度のリピーターの方も多く、土曜日の午後の開始直後から最後まで、外の暑さを吹き飛ばす勢い!

老若男女の参加者のみなさんとSCOAカウンセラーがスポーツやゲームを通じて楽しく交流しました。嬉しい再会も。小学生の頃から英語音読会@三陸に参加しておられ当時はSCOAキャンプに送り出していた吉田雪希さんが、今回はSCOAのジュニアカウンセラーの一員として活動してくれました。

土曜日の夜のBBQも体育館で実施しました。フリータイムにもかかわらずカウンセラーのリードでダンスを踊る方の輪が体育館一杯に広がり、BBQ以前の熱気がすごいです。アスリートであるSCOAカウンセラーによるタレントショーには、英語音読会@三陸の世話役を発足からしてくださっている大坂さんに向けた歌もあり、音読会参加者佐藤たね屋代表佐藤貞一さんのギターに聞きほれたり、毎回定番の高田の盆踊りを踊ったり、まさに、夏祭り、の楽しい夜となりました。


宿泊者も54名と多く”消灯時間”を過ぎてもおしゃべりに賑わっておりました。日曜朝には、昨年好評だった参加者集合でのアメリカ風ピーナツバターといちごジャムのサンドイッチを作っての交流型朝食。朝から元気いっぱいになります。

最後の第4部も多数参加で大盛況の中無事に終了。カウンセラー達が自作してくれた「陸前高田ソング」を歌ってくれ、大好き、きっとまた来るねのメッセージにグッときました。

みなさんを送り出したあと、大坂さんからカウンセラーのみなさんにスピーチと贈り物。感謝の気持ちと植樹した椿を見にまた来てね、それまで元気でいるようにするからねとの言葉でカウンセラー達を送り出しました。

当日運営面を支えてくださったボランティアは25名にもなりました。英語音読会@陸前高田に何度もいらっしゃっている方もいれば、Run forはなそう基金のメンバーも、久しぶりの訪問も、はじめてのはなそう基金活動の方もいらっしゃる多様なメンバー達。夏祭り対応の各役割チームのリーダー・ボランティア、事前ツアーなど対応メンバー、運転、医療班(吉澤さん:土曜、高橋さん:日曜。ともにドクター)はもちろん、ボランティアとは名前がついていないものの当日役割を見つけては協力下さった多数の皆様(地元の皆様も多数含む)、心より感謝いたします。

法人・団体としては、EY Japan株式会社さまとグローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社さまから、多大なるご寄付をいただきました。陸前高田市教育委員会、および陸前高田市国際交流協会からご後援をいただきました。改めてお礼申し上げます。

(夏祭りチーム一同)

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