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2012年1月(2/2)

土曜日の朝。鈴木旅館の風呂は5時から開いているので、早めに起きて風呂を浴びる。ここのお湯は熱いので、目覚ましには好適だ。
6時50分に玄関に集合してOさんの仮設で朝食を一緒に・・・という予定だったが、Mさんは寝坊して来れず(笑) 7時40分には鈴木旅館に戻ってきて、出発準備。同行して会場の鍵を開けて下さるSさんは、大学4年生。卒業旅行に行かずに、こちらに年末から住み込みでボランティアをしている素晴らしい人。

一日のタイムテーブルは、
(1)08:30-10:30 教科書等音読コース
(2)10:30-12:00 NIKKEI WEEKLY音読コース
(3)13:00-16:30 教科書等音読コース
(4)17:00-18:30 イントロダクション(初回説明会)

参加者各自で自由に教科書(音読材料)を設定して個別に対応するのが(1)と(3)。この時間帯のどこかで最低1時間来て頂き、講師と向き合って過ごす形式。あらかじめ参加時間帯をヒアリングしてはいるが、厳密にコントロールはできない。助っ人がいてくれると本当に助かる。

僕が毎月選ぶ「NIKKEI WEEKLY」の記事を教材として使うのが(2)のコース。ここは、会場のキャパ内であれば何人来ても僕のほうで対応できる。(記事使用に関しては、NIKKEI WEEKLYさんからご好意で正式許諾を頂いている)
朝一番には、昨日もご挨拶に寄らせて頂いた「佐藤たね屋」の佐藤さんが来られた。海外からの来訪者に震災の現実やご自身の復興魂を伝えるべく、この会に参加されている。

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伝えたい内容を日本語で書いて事前に送って頂き、それを12月の会に助っ人で来てくれた大阪のSさんと僕で英訳して、独自の教材を作成した。今回は、その教材とともに、佐藤さんが独自に書き足した英文案もお持ち頂いた。言いたいことの細かい趣旨なども確認しながら、その場で英文を添削・修正。

素晴らしいオリジナル教材が出来ている。今後も佐藤さんのほうで書き足しては当方で添削して、教材の蓄積を広げていく。
9時頃から複数の参加者が重なり、教室はにぎやかに・・・。講師陣全員が稼動し、僕は2名同時にお相手をするなどして、ベストを尽くした。

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NIKKEI WEEKLY音読コースには、今回は3名が参加。登録上はもう少し多いのだが、諸般の事情で今回は3名。

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もとより、相手が一人でも百人でも真剣にやるだけだ。被災地のことを海外の人に説明する際に有用となる語彙が多めに出ている記事を僕のほうで選んでいる。途中、YさんとMさんが僕の音読実演をその場で録画して、「佐藤たね屋」さんのほうまでお届けした。佐藤さんと一緒に朝一番に完成させた文章の音読見本。機動力あり!

午後の教科書等音読コースの時間帯もにぎやかだった。講師陣はほぼ全稼動状態。さらに足りず、大学4年のSさんに補助して頂く場面もあった。Sさんはこういうことが出来る人。中学生のT君は、12月は所用で来れなかったので、イントロダクション以後の本番セッションは今回が初参加。この人は絶対に伸びる。将来が楽しみ。

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その他、小学生の参加者から高校生、大人まで、皆さん一生懸命取り組んでおられた。中には、なんと3時間半もの間集中して取り組んだ人も!やれば出来る!講師陣も真剣にお相手をさせて頂いた。参加者の皆さんそれぞれに、少しづつであっても前進している。それが大事だ。
音読会と音読会の間の一ヶ月にどれくらい克己心を持って自学自習を継続しているかは、現時点では大きな個人差があるが(笑)・・・まあ、徐々にね。

ところで、自分が話したい内容を独自の教科書としているのは、「佐藤たね屋」の佐藤さんだけではない。

他にも、日本語文を用意して頂いた方については、出来るだけ事前に講師陣で分担して英訳を行い、教室内ではその音読の訓練をして頂くようにしている。このスタイルでオリジナル教材を作成して、まずは自分の英語ニーズに絞り込んだ英文を音読で暗記してしまうという方法は、良いアプローチだと思う。

17時から1時間ほど、この日最後のセッション。初回参加者のためのイントロダクション(説明会)だ。これは毎回同じ内容。
参加者には、この音読会の原点になっている「英語は音読だけでいい!」(かんき出版)を1冊づつ贈呈。その後会に参加されない場合でも、最低限のことはお伝えしたい。

帰路は、雪道。一関への峠道は凍結が激しいことが分かっているので、気仙沼経由で。しかし、それでも気仙沼から先はずっと普通に凍っていた。

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安全運転で一関インターに到着。東北道も福島を過ぎるところまで雪道&吹雪で危ない部分が多かったが、皆で交代しながら運転して無事深夜2時頃に東京に到着。(けっこうしっかりと夕食を食べたにもかかわらず、24時過ぎにYさんとMさんがサービスエリアでラーメンを食べていたのには、若さを感じた・・・)

参加者の輪、現地協力者の輪、ボランティア講師陣の輪、色々な縁に恵まれて、それが徐々に広がって、3回目の音読会は無事終わった。すべての人に感謝!

日曜日の今日は、朝から仕事・・・。

でも、仕事があるから人様のお世話をする余裕がある。仕事で勝負しているから、グローバル化の文脈で英語に関する強いメッセージを出すことが出来る。生きている間は、とにかく巡り合わせに対して前向きに生きよう。未練はあっても後悔のない人生を。人生日々決算。

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