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2013年7月

2013年7月の「Komo’s英語音読会@陸前高田」を、13日(土)~14日(日)の週末に開催しました。今回は、年に一度の「日米高校生サミット in 陸前高田」も13日(土)に開催され、大変活気のある週末になりました。

(サミットに関しては、別途ブログが公開されております ⇒ http://www.lets-talk.or.jp/?p=2106)

【移動日】

移動は、いつものように前日の金曜日から。朝6時に新宿駅近辺で落ち合い、東北道で一関インターを目指しました。一ノ関駅で、サミットのサポートで来られたNさんをピックアップ。そのまま気仙沼に移動しました。

気仙沼では、復興商店街(南町紫市場)で昼食&ショッピング。恒例の「喫茶マンボ」でラーメンをいただきました。違うお店にも行くこともあるのですが、今回は初参加・初気仙沼のメンバーも複数いたため、まずはこのラーメンを・・・。

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サミットのほうで、昨年に引き続き総合司会&プロデュースをして下さるSさんとも、復興商店街で合流しました。「今どの店にいるか」をお伝えしていなかったのに、なぜか悠々と私たちを発見してしまうSさん。すごい人です!

新潟屋刃物店のオジサンにご挨拶。私(古森)の持っている農具や工具、包丁などのかなりの部分が新潟屋さんで購入したものです。そして、その隣のBlue Sky Market にも寄らせていただきました。この店も人気です!チームメンバー、それぞれにショッピングを楽しみました。

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そして、別棟の「揚げたてコロッケ屋」さんへ。私(古森)と移動する際には、仮に満腹であったとしても必ずここに寄ることになりますので要注意です(笑)。気仙沼の食材ということではないのですが、私にとっては気仙沼の大事な景色の一部なのです。

皆で記念撮影!

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初めて来たメンバーのためにも、港~鹿折地区にかけてしっかり目に視察。私は地元の人間でもないですし被災もしていませんし、震災直後に現場にいたわけでもありません。しかし、重要だと思うことは、出来るだけ工夫してお伝えするようにしています。「よそ者の語り部」です。

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陸前高田に入り、先に小友の海沿いに向かいました。壊れた防潮堤を見て頂くためです。

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震災の記憶をとどめるも忘れるも、それは個々人の自由です。しかし、私としては、「忘れるべきでない」「忘れたくない」「忘れられない」という感じです。ですので、一緒にこの活動をする仲間には、出来るだけ、「何が起きたのか」について意識を共有してもらえたら・・・といつも思っています。

高田の方に戻り、旧「道の駅」の震災遺構を見学。少し前に保存処理が完了して公開が始まった「奇跡の一本松」にも寄りました。ただし、雨がかなり降っていたため、日曜日に再訪することを期して、このときは遠目に眺めるだけにしました。

常宿である鈴木旅館へチェックイン。今回は19時からAidTAKATAさんの事務所でサミットの打ち合わせも予定されていたため、いつもより早めにチェックインして、Oさんの仮設住宅に向かいました。

(Oさんは、数多くのボランティアから陸前高田の母と慕われている人で、この音読会の運営も立ち上げ時から色々とサポートいただいています)

Oさん宅で晩ご飯をご一緒しつつ、途中で他の仮設住宅への訪問も行いました。サミット運営のコアメンバーとして前夜から現地入りしたのは、最終的にはSさん、Nさん、そしてIさんの3名。遅くまで準備会合が続きました。大船渡在住のTさんにも、ご参加いただきました。

 

【音読会初日:土曜日】

早朝に、恒例の早朝気仙地域クイックツアーに出ました。恒例と言いましても、朝5時半に鈴木旅館の玄関ロビー集合ですので、必ずしも多くのメンバーが同行するわけではありません。土曜日の朝は私一人でした。

6時半に市役所前のバス停でサミット応援のメンバーをピックアップする必要があったため、あまり時間はなく・・・。奇跡の一本松を足早に拝んでから、月山神社に向かいました。高田に来ると、出来るだけ月山神社に参拝するようにしています。

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6時半にバス停に行ってAさんをピックアップしましたが・・・。もう一人、後ろに見知らぬ女性が立っていました。聞けば、某イベントに参加するために初めて陸前高田に来てみたものの、場所もわからないし、開始までの時間をつぶす場所のあてもないとのこと。

「怪しいものではないので、乗ったら?」とお声がけして、なぜかその日は音読会チームと一緒に行動することになりました。鈴木旅館で他のメンバーを拾い、飛び入りのSさんも一緒に、Oさん宅の朝食へ。Sさん、かなり面白い人でした!

さて、音読会の開店は8時半。毎月皆勤で、「佐藤たね屋」の佐藤貞一さんが来られました。米国からの帰省中で音読会に参加いただいた、Kさん親子にペアで担当いただきました。ネイティブスピーカーのお嬢さんは、中1とのこと。佐藤さん自筆の津波体験・サバイバル手記、「The Seed of Hope in the Heart」(3rd edition)を音読いただきました。

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その後も、午前中からにぎやかな教室になりました。”Love Actually”の小説版を音読されている人もいらっしゃいます!

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キッズも、頑張っています!

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小学生のうちからあまり厳格にしても、面白くなくなって続きません。語学は続かないと意味がないので、まずは、「英語、イヤじゃない」「英語、少し単語知ってる」「英語、辞書を調べたら自分で意味が分かる」という初歩的体感と興味を持っていただくことを重視しています。

お昼は、Oさんが敷地内に併設されているプレハブ、通称「ママハウス」でランチ。このランチのために、朝食後に皆でおにぎりを握るのです。午前~午後にまたがって参加する小学生も、一緒に交じってご飯を食べました。

午後は13時からスタート。14時頃から参加者数がピークになり、かなり忙しくなりました。

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「詩と絵で綴る陸前高田~大震災を乗り越えて」(2013年3月、はなそう基金出版部:アマゾンでも買えます!)の吉田恵美・由美姉妹もいらっしゃいました。今年は毎月、お二人とも自作の短歌を基金のほうで英訳したものを教材にされています。世界に一つだけの教材!

さて、初夏~秋にかけては、各月で土曜日の夕方に懇親バーベキューを開催しています。今年は初回が5月で、今回が2回目となりました。前日から雨、この日もスタート時は雨でしたが、皆の願いが通じて、すぐに雨はやみました!

(写真の男性は、山口県から陸前高田市役所に支援で来られているNさんです。お世話になりました!)

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毎度恒例、盆踊り。「寄さ来い見さ来い陸前高田」「チャオチャオ」「陸前高田音頭」と、全部で3曲あります。皆で輪になって踊るのは楽しいですね。私は踊りは4回目になり、順番はかなり覚えてきました。

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しかし・・・。後ろで踊っていた小学生のYちゃんには、「なんかへん~」とにこやかに言われてしまいました。ううむ、やっぱりまだまだですね。多分、踊りではなく空手の型のような感じになっているのではないかと想像します・・・^^)

19時頃に、サミットの運営メンバーも合流!遅くまで、大人数でワイワイガヤガヤと懇親の場は続きました。再会の喜び。新たな出会い。新たな発見。色々な縁が生まれたり深まったりして、良い時間を過ごすことができました。

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【音読会2日目:日曜日】

この日もまた、早朝のクイックツアーに出かけました。土曜日と違って、今度は2名同行者あり。それほど時間はなかったので、伝承館の展望台を経由して小友の海を見るルートに決まり!

まず、展望台のさらに上にある登山道の中継点へ。ここから見下ろす大船渡方面の山、入江、そして海は絶景です。単に美しいというのではなく、人の暮らしと自然の美しさが一体化していて、温かい美しさがあるのです。

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展望台からは、広田湾方面と大船渡の両方向が見渡せます。しばらくの間、素晴らしい海が見えていましたが、ある瞬間突然海面に雲が覆いかぶさるように出てきて、一気に雲海になってしまいました。

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「やませ」(この時期に海沿いの山林にかかる濃い霧)が、海に降りて海面を覆ってしまったようです。これはこれで、普段みかけない、心に残る風景でした。

小友の海沿いでは、最近海辺や付近の海底をさらったような跡がありました。津波による行方不明者は、陸前高田市だけでまだ200名程いらっしゃるようです。海辺と近海の海底は、まだ多くの場合捜索がされていないと聞きます。

海辺で、貝がこびりついたまま立ち尽くすバイクを見ました。津波で流されて海に沈み、2年ぶりに地上に戻ってきたのでしょうか。よく見ると、オフロードのYAMAHA DTでした。オフロードバイクを愛する自分としては、なにか、他人ごとでないような気がしました。

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裏側を見ると、自立しているのではなく、支柱に支えられて立っていることが分かりました。オーナーさんがもし生きておられて、もしここを通りかかったら目に留まるようにという配慮でしょうか?その気遣いにも胸が熱くなりました。

鈴木旅館に戻り、仲間を乗せてOさんの仮設住宅へ。昨日のことなどをあれこれ話題にしながら、皆で楽しく朝食をいただきました。8時半から、音読会2日目の開店!

もう1年半ほど音読会を続けておられて、これまでに2冊の原書絵本の音読を完了し、今回ご自身で新しい教材を持参された方がいらっしゃいます。本当に、素晴らしいです!

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いつもは、日曜日の方が土曜日よりも多少空いていますが、今回は非常に忙しくなりました。講師が足りない・・・という事態になりそうなところ、実は、サミットのスタッフで来て下さったTさんご一行4名が、日曜日の午前に講師で入って下さったのです。助かりました!(Tさんは講師としても常連のお一人です)

キッズ、頑張っています!自分で選んだイラスト辞書で単語を覚える人、日本の漫画の英語版(黒執事)にトライしている人、海外との文通を続けている人・・・。まだ自分で英作文できなくても、日本語で書いたメッセージを講師に英訳してもらって、それを筆写するだけでも大きなプラスです。

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終了の12時直前まで、にぎやかな教室となりました。

12時を少しまわったところで終了。後片付けなどをして、ちょっと「ママハウス」でお茶を飲んだり談笑したりして、竹駒を後にしました。その後、一同は駆け足で土産物を買い、奇跡の一本松を見て、最後に佐藤たね屋さんに寄って帰路につきました。

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音読会、サミット、懇親バーベキューと盛りだくさんの週末でしたが、今回も縁が生まれ、縁が深まる良い機会を持つことが出来たと思います。また来月!See you soon, Rikuzentakata!

(終)

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