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2013年6月

毎月1回、最低10年間続ける「Komo’s英語音読会@陸前高田」。今月は、6月15日(土)~16日(日)の週末に開催しました。

6月14日(金)

この日は移動日。今回は、私を入れて5名が早朝から車で移動しました。別途もう1名、夕方の陸前高田到着を目指して新幹線~大船渡線~BRTで移動。車移動組は、1時頃に気仙沼に到着しました。

今回のランチは、復興屋台村にある「大漁丸」さんで。この店は、色々な海鮮丼があり、ボリュームがすごいです。この日は食べませんでしたが、マンボウなど地元限定の季節モノもありました。かあちゃんがまた、元気!

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食後に「南町紫市場」のほうにまわり、お土産物など買い求めた後、「揚げたてコロッケ屋」さんへ。ちょうど気仙沼に来ていた茂木さん(一般社団法人まちのほこり代表)と合流して、しばし情報交換&歓談しました。

コロッケ屋さんを後にして、鹿折のほうへ。津波で打ち上げられた第18共徳丸は、震災のことを後世に伝えるモニュメントになるか・・・と思われましたが、結局解体が決まったようです。

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まだ基礎の撤去も終わっていない鹿折地区ですが、土地には一面シロツメクサ、アカツメクサ、マーガレットなどが咲き誇っていました。むせ返るような甘い香りが、そこらじゅうに漂っていました。自然は歩みを止めませんね。時は、流れていきます・・・。

その後、車は唐桑半島へ。今回のボランティア講師メンバーにはまだ一度も唐桑の海を見せていなかったため、「是非見せたい!」と思ったのです。これこれ、この海です!この青さ、心が澄み渡るようです。

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唐桑半島の先端、御崎(おさき)岬。半島の付け根は快晴でしたが、岬の方は濃霧になっていました。深く広く、そしてこの時は厳しさもたたえた太平洋の大海原が、眼下に広がっていました。

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御崎神社に参拝後、大理石海岸へ。ここの海もことさらに美しいです。現在、海岸沿いの遊歩道は津波の影響で閉鎖されたままになっていますが、是非再開して欲しいものです。海好きの人なら、一日ここで過ごせそう!

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さて、唐桑を駆け足で紹介して、車は我らが陸前高田へ。気仙中学校裏手の坂道から45号線を下りてくると、先日保存処理を終えた「奇跡の一本松」が目に入りました。

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地元では、これも賛否両論です。保存処理に1億数千万円かかり、寄付金で賄なったとのこと。「そんなお金があったら・・・」「そんなことに労力を使う前に・・・」という声が、地元にはかなりあります。一方、かなりの見学者が来ており、貴重な観光資源にもなっています。

まあ、色々あっても既にこうなったわけですから、復興のために生かし切っていけば良いのではないかと思います。

鈴木旅館にチェックイン。18時半に、別ルートで来たメンバーを市役所前のバス停で拾って、陸前高田の母ことOさんの仮設住宅に向かいました。 同じ仮設住宅群に住む小学生の女の子が、英語に興味があるとのことで即席の説明会。土曜日から早速参加することに!

チームの一部は、訳あって別の某仮設住宅に出張訪問。21時半頃に戻ってきて、遅めの夕食となりました。いつも季節感や旬にこだわるOさん、ちゃんとマンボウの湯引きを用意しておいて下さいました。酢味噌で食べると最高です。

6月15日(土)

土曜日の早朝は、いつもプチ観光に出かけます。前回はチーム全員が5時半に集まって出かけましたが、今回は諸般の事情で?私ひとりで出かけました。濃霧の朝でした。再度「奇跡の一本松」を眺めた後、月山神社へ。高田に来ると、ほぼ毎回この神社に参拝しています。

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震災直後には、数百名の方々がここに身を寄せていたといいます。霧の早朝には、つゆおとなふものなし・・・。色々な人の顔を思い浮かべながら、長い長い祈りを捧げました。

鈴木旅館に戻って皆でOさんの仮設住宅に行き、8時には音読会会場へ移動。もろもろ、開店準備です。私はかなり強力な晴れ男なので、朝のうちの小雨も開店時にはきれいに止んで、雲間に青空さえ見えるようになりました ^^)

朝一番は、いつものように「佐藤たね屋」の佐藤貞一さん。英文震災体験記「The Seed of Hope in the Heart」の第3版が順調に読者を広げているようです。音読会も、2011年12月に初めて来られてから、毎月皆勤でいらっしゃいます。

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午前中、かなり忙しくなりました。

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小4の女の子。まずはOxford Picture Dictionaryの中から興味のある分野の単語を覚えてみよう・・・ということで、楽しくやっているようです。

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小6の女の子。3月、ふと思い立ってスペインはバルセロナに向けて英文で手紙を書きました。日本語を書いて、講師が訳して、それを清書して・・・。その返事が4月に戻ってきて、5月の音読会で講師と一緒に意味を確認しました。

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そして今回、初めての返事!2通書きました。日本語でまず書いて、講師がその場で翻訳。それをこの週末をかけて清書していきました。手紙はエアメールでバルセロナへ!時間はかかりますが、とても良い経験だと思います。

午後も14~15時頃を中心に、かなり忙しくなりました。大船渡から来られたTさんにも、臨時で講師になっていただきました。

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17時半から新規参加希望の方1名への説明会を実施。18時過ぎに、この日の音読会を終了しました。晩ご飯は、Oさんの仮設住宅で鍋!Oさんの畑から収穫したばかりの野菜たちが盛りだくさん!

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6月16日(日)

日曜日も、8時半から開店。その前に、初めてこの地に来た講師2名とOさんとで、慰霊塔のそばに花の種を蒔きました。40体以上のご遺体が流れ着いたこの場所、花をたくさん咲かせて明るくして、供養の心をいつまでも持ち続けたいものです。

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音読会は、8時半から12時まで開催。小学生から大人まで、色々な人の音読の声が部屋を満たしました。

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昼過ぎに、6月の音読会の全工程を終了。今回は6名のチームで30名強の皆さんのお相手を務めさせていただきました。参加された皆さん、楽しんで頂けたでしょうか。

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この音読会のボランティア講師は、遠隔地や海外に転勤された方々を除くと、ほとんどの人がリピータとして継続的に参加しています。皆、この地に来て人と会い、食をともにし、一緒に英語に取り組み、縁を感じて、単なる英語講師の枠を超えた何かを感じて帰っていきます。

とても手短に言えば、「気仙地域が好き!」「あの人たちにまた会いたい!」ということになるでしょうか。私個人的には今回で35回目の訪問になりました。See you next month!

 

(End)

 

 

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