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2011年11月(2/3)

金曜日は、8時少し前に陸前高田市役所へ。

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本来の市役所は津波で使えなくなっているので、これも仮設だ。市職員の3分の1くらいが亡くなったと聞いた。前夜24時少し前に念のため場所を確認に来たら、まだ明かりがついていた。手が回らないことも多いだろうな・・・。
久保田副市長は、偶然にもうちの会社のFさんと縁があるということで、紹介していただいた。久保田さんは、『官僚に学ぶ仕事術』(マイコミ新書)という著書でも知られている。内閣府の官僚から、震災後にこちらに転じた人。教育長さんも同席された。

9時から議会という忙しい朝の30分をいただいて、英語音読会の趣旨やポイントなどをご説明した。僕は、復興には国内だけでなく海外との絆づくりが絶対に必要だと思う。そのためには、地元に英語人材の厚みが必要。

ご自身も英国留学されている久保田さんは、当方の考えていることをよく理解して下さり、応援していただけるそうだ。そもそも、今回お会いする前の段階で既に教育長さんとはかって、学校や広報でも告知していただいた。

大きな会場を使いたい場合は、市の施設を貸していただけるとのこと。また、募集ビラの「応援します!」の欄にお名前を載せることもご快諾いただいた。プログラムがもう少し詳細化されてきたら、改めて公的な告知もご検討いただけるとのこと。
本当にありがたい!わきあがる勇気とともに市役所を後にした。

もとより、被災地における英語学習を促進することだけではなく、やがて海外から人が来る流れと、地元で英語を学習する人々の流れをつなげるところまでやるのが僕の構想だ。
そこがつながると、過去にはなかった新しい要素が生まれる形で、復興の歯車がまわる。逆に、海外との経済的リンクをまったく考えない場合、経済的な復興は無理だと思う。

もともと財政的に脆弱だった田舎の土地。もとに戻るだけでは、今や国全体の財政が危ないのだから、復興は現実的じゃない。外との絆を考えないと。
さて、「とうごう薬局」に戻って会議室の設営作業。

過去1ヶ月の間に、薬局のスタッフ、ボランティアの方々、Oさんなど色々な人が倉庫化していたこの部屋を片付けてくださった。
残った部分をレイアウト変更して、教室に変えていくのがこの日の作業。

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色々と置き場を変えたりして、まずはもっとも広く部屋が使える形にレイアウトを変更。
事前に会議机6本、パイプ椅子16脚、ホワイトボード1個を送っておいたので、それを開梱。大分の実家から山荘に持ってきていたスツールも5脚ほど搬入。これらは、今後もこの部屋で色々とご活用いただけるとのこと。

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なんとか、教室らしくなった。

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さあて、どれくらい来てくれるかな・・・。
Oさんは、この日も何箇所か仮設住宅をまわって英語音読会の案内をしてくださった。これまで薬局のスタッフやボランティアの方々に告知をしていただいたが、それに加えて前日の念押しということ。
ありがたいなぁ。夜は、土曜日には来ることができないが、「一度話を聞いてみたい」という小学生を持つお母さんがおられたので、仮設住宅まで訪問することに。結局、そのお母さんの娘さん(小5)、道案内をして下さった方とその娘さん(小4)、それと同じ仮設住宅にいるもうお一方の5名が集まった。19時から21時までお話しした。

今回のプログラムは中学生以上と考えていたが、ニーズがあるなら小学生の学習もお手伝いしよう。まずは教材にする英語版の本を贈ることにした。21時半頃、Oさんの仮設住宅に寄らせていただき、図々しくもまたまた晩飯をご馳走になった。被災地支援に来てご馳走になるとは・・・と思うが、恩はありがたく受けた上で、何倍にもしてお返ししよう。

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