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Climb for はなそう基金

日本を代表し、古くから信仰の対象であった霊峰富士山。
誰でも一度は、日本一の山の頂に立ってみたいと思うのではないでしょうか。
しかしながら片道7時間を超える工程に、二の足を踏む方も多いと思います。
今回、はなそう基金の有志15名で富士登山を企画。
全員で無事登頂できましたので、ご報告します。

入念な準備の打ち合わせと、ザックや登山靴といった道具の準備、
そして万全の事前の体力づくりで準備万端、とは言えない15名(笑)

河口湖口五合目を起点として、七合目の山小屋で一泊し、はやる心を押さえます。
仮眠後、夜明け前に山小屋を出発。


満点の星空と空を燃やすご来光を満喫した後、
ほぼ予定通り朝8時過ぎに、全員で富士山頂に到着しました。

登山以上に疲労感の強い下山道では、強い日差しの中、体力の消耗も激しかったですが、
ひとりも欠けずに五合目まで下山。お風呂で汗を流して家路に着きました。

今回ほとんどの参加者が、人生初の富士登山でした。
それぞれが自分の目標を達成できた感謝の気持ちに代えて、
はなそう基金へ寄付させていただきました。

参加者2名の声をご紹介させていただきます。

Aさん

せっかく日本に生まれたのだから一度は登ってみたいと思っていた富士山の夢、
はなそう基金の仲間と叶えることができました。
五合目からスタートした長い長い道のり。
砂礫の道に岩の道、刻々と変わる風、山小屋や山頂が見えているのに
なかなか辿り着けないもどかしさ、酸素が段々と薄くなっていく感じ、高山病の恐怖。
日本一の山だけあってそんなに簡単には登らせてもらえませんでしたが、
スーパーベテランのリーダーと健脚のサブリーダー陣のもと、
絶対的な安心感の中で歩を進めることができました。

そんなに大変なのに、なぜ登ったのかって?
暗夜に広がる無数の星、厳しい環境でもしなやかに生きている草花たち、
東の空にうっすら見えた太陽が力強く山を照らしていく様子 –
厳しさの分、そこには日本一の山の美しさとパワーがあったからだと思います。
ご来光と一面に広がる雲海の眺めはまるで筋斗雲にでも乗っているようで、
文字通り息をのむほどでした。地球はやっぱり回っているんだと思ったものです。
そして、自然は厳しくもあり、優しいなと。

気心知れている仲間が一緒で、富士山は初というメンバーも多かったことで、
厳しい行程が楽しいものになりました。
互いに話しかけ、励まし合い、思いやり・・・。
15人の誰一人としてリタイアする事なく登頂できたので感動もひとしおです。
「はなそう」仲間の太陽さながらのエネルギーと絆を改めて感じられた素晴らしいイベント。
リーダーと仲間、そしてこのコミュニティに深く感謝したいと思います。

Oさん

7合目「鳥居荘」に到着したのは、日の落ちる少し前。
初心者だらけの私たちグループの歩みは遅く、予定を少し押していたと思います。

到着早々、目の前に出て来たのは、殆ど「スープご飯」なカレーライス。
しかしこれが驚くほど美味い…。
具がないことも助けてか、摩訶不思議なスピードでお腹の中に消えていくのです。
次々と挙がるお代わり宣言。中には3杯目に突入するメンバーも。
あっという間のお夕飯から顔を上げれば、窓の外は見事な薄暮の世界に。
グラデーションカラーに染まった雲海をバックに立つ真っ赤な鳥居は、
さながら映画「君の名は。」のワンシーンのようで。
さっきまで息が苦しいだの脚が上がらないだの言っていた面々も、
はしゃいで撮影タイムを楽しんでいました。

日頃の就寝時刻くらいに布団を抜け出し、ご来光を目指して揚々と出発。
まさかここでお代わりカレーに泣かされるとは思ってもみなかったんですが…。
高山病って頭痛だけじゃないんですよ。消化機能も落ちるんですって。
知ってました?
私は岩場で胃痛と格闘して初めて知りました…。(つ、つらかった)

色んな泣き言や、プチ高山病に悩まされる瞬間もありながらも、
完璧なご来光を拝み、無事全員揃って登頂・下山出来ました。
5合目からの帰りのバスはいつドアが閉まったのかすら知らないのですが、
目を開けたらそこは終点河口湖駅でした。

24時間の旅は、苦しかったようで、喉元過ぎればナントカという体感で、
一瞬で過ぎ去ってしまいました。
翌朝のリアルな筋肉痛がなければ、夢かと疑ってしまいそうなくらい。
でもここで新たに生まれたメンバー間の信頼関係は、
これまでとまたちょっと違った深みをはなそう基金にもたらしてくれるのではと思います。

結論、最高峰、みんなで登れば怖くない。
(けど、山のカレーライスは見くびると怖い…。)

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