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はなそうツアー 2014年8月9ー10日

被災地に関心を持ってくれる方々をお連れし、地元の方々と話すツアーを継続しております。

ツアーの目的

震災から3年が経過し、地元の方々にとっては復興がいよいよ本格化してきています。一方、新しい街や産業を作るためのチャレンジングな時期であるとも感じています。

また現地に来ようと思っていただくためには、ここに来る特別な価値が必要です。ここには、複雑なリアス海岸が作る自然の豊かさとともに、人の温かさや、震災後だからこそより明確になるアントレプレナーシップといったものがあると思っています。私たちのツアーには、年に一度、毎年お越しくださっている方も何名かいらっしゃいます。あの人どうしているかな、と時折思いを馳せるような関係を作るお手伝いをしていきたいと考えています。

台風であいにくの天気でしたので、当初予定を少々変更し、三陸鉄道南リアス線にも乗ってきました。

 

ツアーの模様

  • 土曜日朝 7時過ぎ、東北新幹線に乗車。一ノ関駅下車。

 

  • 気仙沼

気仙沼にて震災復興語り部に同行いただき、内湾地区、魚市場周辺を見学。何度も来ている気仙沼でも、やはり地元の方々のお話を直接伺うことで、津波のことや現在のことへの理解が深まります。復興の過程で、津波の大きさを実感するような物が減っている中、このような取り組みは、震災の記憶を伝えるという意味で大変効果的と感じます。

その後 、気仙沼南町紫市場のあさひ鮨でお昼をいただき、いつものようにコロッケ屋さんで一息。さらにサイトウさんに寄り、ホヤぼーやに変身させていただきました。ホヤぼーやは気仙沼のローカルキャラクターですが、地元の名産品たちをモチーフにした愛らしいお姿です。いつ行っても温かく迎えてくださる商店街のみなさんのおかげもあり、初めて会ったメンバー同士でも打ち解けております。

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唐桑半島にある、早馬神社にも立ち寄りました。早馬神社が建つ宿浦港は、リアス式海岸によく見られる小さな港です。狭い入江に波が来て建物は流されて今でも以下の様子です。

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港を見下ろす丘の中腹に立つ神社の境内に、津波の高さを示す石碑が建てられています。震災の夜に付近にお住いの方々と高台に避難していた時のお話をうかがい、こうして石碑や写真を拝見すると、津波で大切な人をなくさないよう、学びを語り継ぎたいという地元の方の気持ちがより分かるような気がいたします。

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  • 陸前高田

市の中心部も嵩上げ工事のために通行止めが始まりました。一方、道の駅(タビック)のそばには新しく復興まちづくり情報館が完成し、復興計画を含めた展示資料を見ることが出来ます。この日も海外の方を含め多くの方がいらしていました。

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このツアーで外せないところは地元の方々と話すことです。仮設住宅にお住いの地元の方々を訪れ、その後ほかのツアーや七夕に合わせて来訪した知人たちと雨の中BBQをし、おおいに談笑いたしました。軒下を貸して下さった、地元のママのおかげで土砂降りの雨にも濡れることなく、美味しい料理と楽しい時間でした。

翌朝は、希望者のみで早朝ドライブ。 気仙川沿いを散歩していたら、地元のおじさまに話しかけられ、景色の変化などについてしばらくおしゃべり。その後、別ツアーの方々も合同で、仮設住宅のママのお宅で朝食。朝から元気な一行です。

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  • 大船渡

大船渡の湾に面する赤崎で、「明日へのラブレター」を作っていらっしゃる志田さん宅に訪問。前回伺った時よりさらに流麗なフォルムで、少しずつ出来上がりに近づいている様子です。小雨を気にせずモニュメントと記念撮影。すべてひとの力で作っているため、歩みはゆっくりかもしれませんが、毎回変わるモニュメントの表情を自分なりに定点観測する楽しみもあります。その後、志田さんにお話を伺い、久しぶりにお会いした方との再会にも場がわきました。DSC_0655

その後、三陸鉄道に乗車。思いがけず混んでおり、嬉しいことです。鉄道はいつでも童心にかえりますね。運転席の後ろで夢中で運転手を見ている少女と並んでわくわくした時間でした。三陸駅で下車し、越喜来の周辺を見学。お客さんを呼ぶための三陸鉄道の様々な工夫、Webでも是非ご覧になってください。キットカットと連携しての「切符カット」など、その努力と柔軟な発想に感心させられます。

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最後に、佐藤たね屋さんのお店に立ち寄り。佐藤さんの英語の被災と復興手記は第4版に、中国語版を台湾で中国語でプレゼンする、という努力の方です。いつも私たちに震災のこと、津波のこと、復興の努力や課題など話して下さり、ありがとうございます。丁度、佐藤さんの台湾訪問に多大なご協力をいただいた安西さんとお会いし、皆で記念撮影。

佐藤さんの台湾訪問の様子はこちら:http://www.lets-talk.or.jp/activity/teiichi-sato/sato-san_taiwan/

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さて、これで今回の週末被災地ツアーは終わり、一ノ関駅に向かいます。山道は、雨と靄がかかる幻想的な光景でした。無事一関に着き、帰路につきます。日曜日20時には東京駅着。来て下さってありがとうございました。また是非いらしてください。

 

今回のツアーで廻ったところ。 2014Aug_tour

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