ブログ

2012年 7月弾丸ツアー

先週末の土日の一泊二日の強行軍で、東北に行ってきました。

毎月の「Komo’s英語音読会@陸前高田」の際には、あまり時間的余裕がありませんので、2~3ヶ月に1回くらいのペースで音読会とは別に東北に行きます。

今年初回は、震災一周年の3.11の日。その次は、連休前半の4月末。いずれも一人でしたが、今回は仲間が3人一緒でした!

はなそう基金の重要な活動のひとつである「復興対談シリーズ」のインタビューも、この不定期弾丸ツアーの中で行われます。

南三陸町「自然の家母ちゃんクラブ(SKC)」へ!

今回はまず、土曜日の午後一番に宮城県南三陸町へと向かいました。4月末の弾丸ツアーで初めて寄らせていただいた、志津川の「自然の家」にある仮設住宅へ。

dt201207-01

そこに住む「母ちゃん」たちの編み物サークル、「自然の家母ちゃんクラブ(通称SKC)」の場に座らせていただき、しばしお茶っこタイム。。。
物資をお送りしていた頃の窓口、HさんもSKCのメンバー。このHさんに会いに来たのが4月の訪問目的でした。その際にSKCのことを知ったわけです。

SKCの作品は、デザイン、品質ともに非常に良いです。

dt201207-02

「母ちゃん」たちの素晴らしい手仕事。ボランティア団体などの協力で、東京を含む各地のバザール等で売られているようです。

なんと、SKCのFacebookページもあります。Check it out!
http://www.facebook.com/SKC48?ref=ts

仲間たちもみなSKCの作品が気に入ってしまい、それぞれに何点か購入させていただきました。バザール向けに価格表があるようなので、その市価で購入。

dt201207-03

ここに来て買っていく人は珍しいらしく、「押し売りじゃなくて、押しかけ購入だ!」などと、冗談交じりに楽しく時間を過ごしました。

こうした「母ちゃん」たちの素晴らしい手仕事、もっと多くの人に知っていただきたいと思います。はなそう基金としても、なにかお手伝いできないかと思案中・・・。

復興対談シリーズ取材~月山神社宮司夫人 荒木タキ子さん

その後、陸前高田に移動。15時半から、月山神社の宮司夫人、荒木タキ子さんとの「復興対談シリーズ」のインタビュー。1時間半ほど、みっちり濃いお話を伺うことができました。

荒木タキ子さんは、友人である荒木そう子さんのお母様・・・。

「光に向かって:  3.11で感じた神道のこころ」(川村 一代、晶文社)の巻頭にフィーチャーされていたのを拝読して、「この人にお会いしたい!」と思いました。

そう思っていた矢先、5月に「虹のライブラリ」に寄らせていただいた際に、幸運にもお会いできたのです。お話を伺っていて、「是非対談にご登場願いたい」と思っていました。

今回、それがついに実現!

dt201207-04

月山神社とその研修所(兼ご自宅)は、発災当初からしばらくの間、避難所として活用されていました。その急場の生活の中で、色々なことが見えてきたといいます。

たいへん示唆深い、人間の本質を考えさせられる対談となりました。内容は、別途対談記事として編集し、できるだけ早めに公開させていただきます。

dt201207-05

「ただいま~」 Oさん家で晩ご飯

夕方にかけて、仲間を被災エリアに案内。もうすぐ取り壊しになるので、来た以上は見ておいて欲しい。

何が起きたか。一年以上の月日がたとうとも、被災地の人々の心にどんな景色が焼き付いているのか。一緒に活動する人には、それを感じていて欲しい。。。

dt201207-06

夜は、多くの人々に「陸前高田の母」と慕われているOさんの仮設住宅におじゃまして、一緒に晩ごはん。僕はいつも、「ただいま~」と言ってOさん家に入ります。

今回同行した3名の仲間は、いずれもこのあたりに来るのは初めてとのこと。色々とOさんに体験談などを話していただきました。

復興対談シリーズ取材~「佐藤たね屋」代表 佐藤貞一さん

日曜日。Oさん家で朝食をご一緒して、その後8時半から「復興対談シリーズ」のインタビュー。今度は、「佐藤たね屋」代表の佐藤貞一さん。

dt201207-07

佐藤さんのことは、何度かこのブログでも触れさせていただいています。英文震災手記「The Seed of Hope in the Heart」の著者です。

ちょうど数日前に、その冊子の改訂第2版が仕上がってきたところです。第1版よりページ数が増え、写真の点数も増えました。

「希望の種」2袋とのセットで、佐藤たね屋さんの店頭で1,000円。郵送の場合は1,200円。これは本当に一読の価値ある手記です。

世界中の人に読んで頂きたいです。

佐藤さんの対談記事も、できるだけ早く編集・公開しようと思っています。津波で多くのものを失い、ご自身も本当に紙一重で生き延びて、そこからの奮起・・・。

外部者が頭で考える理屈ではなく、被災されたご本人が一人称で語る「復興」の本質とは・・・。重みとリアリティが違います。

dt201207-08
仮設住宅近隣の畑で談笑、その後花壇づくりへ

10時半頃に佐藤さんのお店を出て、某仮設住宅近隣の畑へ。顔見知りのおばちゃんたちと「お~い」「わぁ~」という感じで、立ち話など。

ここの仮設住宅は畑のおかげもあって、皆さんがとても元気!コミュニティも形成されているようです。ちなみに畑地は上述のOさんが無償で提供しておられます。

その後移動して、某お宅へ。一緒に花壇作りです。

草を刈り、土を耕して、花の苗(野菜の苗も少々)を一緒に植えました。3人の仲間もかなり頑張りました。たぶん筋肉痛になったことでしょう(笑)

丘の上でオニギリを食べながら・・・

雨の合間を縫って花壇作りを終え、昼過ぎにOさんのところに戻りました。そして、丘のようになった小高い場所から海の方角を眺めながら、一緒にオニギリを食べました。

実際に津波に流され、命を落としかけたOさん。そのときの模様を、「あそこまで波が来た」「私はここで何度も沈んだ」などと克明にお話しいただきました。

食事が終わる頃、折しも雨が強く降ってきました。

「さぁ、今日はおしまいね」という神様の合図かなと思い、帰り支度。Oさんに、「じゃ、行って来ます!」と挨拶して、竹駒町を後にしました。

「虹のライブラリー経由、産直はまなす」

陸前高田を出る前に、今泉の「虹のライブラリー」に寄らせていただき、荒木そう子さんとお話ししました。

そう子さんは、週末はここの管理人をしておられます。ここは、津波で流された今泉天満宮のあった場所。まもなく天満宮再興のための募金活動が始まるようです。

dt201207-09

今泉にあった家々はほとんど全部流されて、皆さん大変な思いをされています。なにか、「よりどころ」になる場所が必要だと思います。

ほんとに陸前高田を出る直前、ちょっと45号を戻って米崎の「産直はまなす」へ。http://santyoku-hamanasu.jimdo.com/

仲間3人は、ここで「たかたのゆめちゃん」のキャラクターグッズなどを買い求めました。ゆめちゃんは、震災後に公募でデザインされた新キャラクター。http://aidtakata.org/2012/03/new_character/

かわいすぎます。たまらんです。

気仙沼で仲間をドロップ、あとは「みちのく一人旅」

45号線を下り、気仙沼へ。仲間3人に第18共徳丸を見せ、気仙沼復興商店街でコロッケを購入。その後、3人は一ノ関駅でドロップ。帰路は一人で歌を歌いながら帰りました。

片道550キロ、歌い続けるとかなり声が良くなります!僕の声が大きいのは、空手道部出身という理由だけではなく、長距離運転時の歌の影響もあるのです。

思えば、昨年9月に初めて陸前高田に来たときは、あまりの被害の甚大さに衝撃を受け、帰りの車中では涙が止まりませんでした。

その翌月、10月の往復の車中でも、やっぱり涙が止まりませんでした。その頃は独りで通っていたので、人目をはばからずに涙があふれるままにしていました。

その頃の感情は、今も一人で東北道を走るとわきあがってきます・・・。
そして、いつも祈ります。

「再起をかけて黙々と戦う人たちの努力が、どうか報われますように」
「震災以前からある色々な苦しみも、復興とともに癒されますように」
「災い転じて縁となり、世界中の人々と彼の地の絆が結ばれますように」

さて、次の訪問は、7月中旬の「Komo’s英語音読会@陸前高田」です。

(End)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る