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はなそうツアー 2014年7月5-6日

2014年も被災地に関心を持ってくれる方々をお連れし、地元の方々と話すツアーを開催しております。

ツアーの目的

震災から3年が経過し、地元の方々にとっては復興がいよいよ本格化してきています。一方、現実的に解決すべき課題に面し、チャレンジングな時期であるとも感じています。一外部の人として自分が出来ることは、関心を持ちつづけることだと思っております。ただ行って、見て、地元の方々とはなすだけでも良いのです。

被災からの復興の中で、多くの地元の方々が、アントレプレナー精神を持って自らの道を切り開いていく姿に私はいつも元気をもらっています。そのような方たちと直接話す時間を多く設けることもこのツアーが大切にしていることの一つです、

今回のツアーは、はなそう基金が2011年11月以降毎月回刺している英語音読会の参加者と、「英語でしゃべろう」セッションも用意しています。毎月努力して英語の学習をすることに、“通じた”というA-Ha!の瞬間を多く作り出すことを目指しました。

 

ツアーの模様

  • 土曜日朝 7時過ぎ、東北新幹線に乗車。くりこま高原下車。さあ、旅の始まりです!

 

  • 南三陸

今日はまず南三陸に参ります。道中、スーパーに立ち寄り水を2ダース購入。仮設住宅にお住いのかあちゃんたちを訪ねるのですが、その仮設住宅は水事情があまり良くないため、水が一番喜ばれるお土産です。

仮設住宅にて、お茶や地元の美味しいものでもてなして下さるかあちゃんが、震災後初めて、被災時のご苦労や、その後の心境を話して下さいました。気仙の方々は我慢強く、あまり苦難のことをお話になりませんが、そうやって心を打ち明けてくださると、まだ長く続く復興の過程をご一緒したいと思うものです。ツアー参加者たちもそう感じてくれたようです。

南三陸さんさん商店街にて、昼食。今はうに丼が旬です。ビックリするくらい、美味しいですよ。南三陸名産の蛸も、商店街ではこんなにダイナミックな様子です。

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  • 気仙沼

南三陸から沿岸沿いを車で北上すると1時間ちょっとで気仙沼です。道路工事で少し時間がかかりましたが、今回楽しみにしていた「気仙沼 海の市 シャークミュージアム」に到着。震災で壊れて閉鎖しており、今回修復が終わり開館したものです。気仙沼の被災とその後の歩みについてのビデオや写真も集まっています。また、意外に生態が知られていないサメについて模型やパネル、ビデオの紹介があり、これが面白く我々大人たちは夢中でした。

その後 、いつものように気仙沼南町紫市場にてお茶とジャズバンドの演奏イベントで一息。shark1

  • 陸前高田

気仙沼から陸前高田は車で30-40分。梅雨とは思えないほど天気もよく、海がきれいです。国道45号線沿いに残る「道の駅タピック」に立ち寄り、津波の規模を感じるとともに、嵩上げが進む旧市街の様子を見て回ります。可能な限り、車を止めて少し歩いてみるようにしています。歩くと街の大きさを体感し、津波の規模に改めて驚かされます。雑草が生い茂る向こうに見える橋のようなものは、山から土砂を運ぶためのものです。山を削り住宅地を作り、その土で低い土地を嵩上げする、賛成不賛成は別としてまるで新たな土地を作る開拓のようです。

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このツアーで外せないところは地元の方々と話すことです。チェックインを済ませ、仮設住宅にお住いの現地の世話役であるママ宅に向かいました。今夜の宿は「二俣復興センター」、旧矢作小学校を簡易宿泊所にリノベーションした建物で、窓の木枠など懐かしい造作がなごみます。

いつものようにママ宅で楽しくおしゃべりし、美味しいご飯を頂き、皿洗いと片づけをして失礼します。

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  • 「英語でしゃべろう」セッション

私たちのグループで毎月開催している「Komo’s 英語音読会@陸前高田」。このご参加者を対象に、ネイティブスピーカーと”リアルに”話す機会を作りたいと考えていたところ、今回、アメリカ人がお一人参加くださり、セッションを開催できることとなりました。ありがとうございます!

日曜午前9時から11時まで、カジュアルな「英語でしゃべろう」セッションでしたが、10名以上の参加者にご参加いただき、活況でした。自己紹介をご自分なりに準備してきてくださる方々や、これは英語で通じるのだろうかと質問を持ってきてくださった方、先月の英語音読会で連取したばかりの英語の歌を披露してくださった方々など、その努力と学ぶ意欲に、私のほうが心が温まります。

参加者のみなさんのワクワクしたご表情と、楽しかった!の声がまた励みになります。 (写真は参加者のプライバシー保護のため加工しております)また是非定期的に開催できたらと思います。

session

余りに良い天気なので、お昼ご飯の前に、小友の海岸までドライブ。壊れた防波堤や、雑草に埋もれたJR大船渡線の駅を見ても尚、わたしたちの心をとらえて離さない美しさがあります。特に天気がよかったので、海の碧さがひときわ素晴らしいです。DSC_0133

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日曜日のお昼は、熊谷食堂の担々麺。黒ゴマ、白ごまの2色の担々麺、いずれも本当に美味しいです。流石地元っ子たちのご贔屓になるはずです。食べるのに夢中で写真は撮り忘れました。

最後に、台湾から戻ったばかりの佐藤たね屋さんのお店に立ち寄り。佐藤さんの英語の被災と復興手記は第4版に、中国語版を台湾で中国語でプレゼンする、という努力の方です。いつも私たちに震災のこと、津波のこと、復興の努力や課題など話して下さり、ありがとうございます。佐藤さんの台湾訪問の様子はこちら:http://www.lets-talk.or.jp/activity/teiichi-sato/sato-san_taiwan/

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さて、これで今回の週末被災地ツアーは終わり、一ノ関駅に向かいます。緑豊かな山道の運転も順調で、いつもリフレッシュして元気をいただいて帰路につきます。写真は帰路の新幹線の中で。陸前高田のおやつ昆布、是非一度お試しください。本当に美味しくて病みつきになりそうです。

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今回のツアーで廻ったところ。

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