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3.112012
震災から一年

震災から一周年になるこの週末は、陸前高田に行った。月に一度の「Komo’s英語音読会」とは別に、縁のある人たちと一緒に過ごしたくて、かなり無理な日程だったが行ってきた。
色々とイベントのお手伝いなどもする予定ではあったが、要するに『自分が行きたいから行く』『自分が会いたい人に会う』ということ。
実際、「この一周年の瞬間を一緒に過ごしたい」と思っていた人々に会えた。また、これまで知らなかった人々ともたくさんの新しい出会いがあった。
弔いに訪れた方のご焼香の脇に立ち、こちらも涙がわいてきたり。海外からのメディアの取材の案内をしたり。実に色々なことがあった週末だった。
復興には時間がかかる。一周年はメディアもいっせいに報じた。しかし、ここから先はメディアのアテンションも減っていくだろう。
復興どころか震災の後始末も未完の現状。しかし、あらゆる記憶は風化していくのが人の世の常だ。それを嘆いても仕方がない。自分がまず、忘れないことだ。
僕はあまのじゃくなところがあるので、黙祷の瞬間には黙祷しなかった。知らん顔して運転していた。そのかわり、10年スパンで通い続ける。
時間の経過とともに、コミットメントをあげていくつもりだ。