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はなそうツアー 2014年9月13-14日

ツアーの目的

震災から3年半が経過しました。陸前高田の旧市街も嵩上げが本格化しています。新しい街ができるまでには10年を超える時間がかかるいわれていますが、わたしたちも”よそもの”として出来ることを長く続けていきたいと思っています。

我々の多くにとって、三陸地方は震災後初めて訪れた土地ですが、今ではすっかりファンです。ここには、複雑なリアス海岸が作る自然の豊かさとともに、人の温かさや、震災後だからこそより明確になるアントレプレナーシップといったものがあると思っています。そんな素敵な地域に、より多くの方を呼びたいと、2012年から継続的にツアーを開催しています。今は鰹がおいしい季節かな、あの人どうしているかな、と時折思いを馳せるような関係を作るお手伝いをしていきたいと考えています。

 

ツアーの模様

  • 土曜日朝 7時過ぎ、東北新幹線に乗車。一ノ関駅下車。
  • 気仙沼

気仙沼の湾を見て、海の市でバルセロナから来た友人たちと合流。海の市のカネト水産にて、新鮮なお魚のお昼を美味しくいただき、気仙沼の海産物をお土産に購入しました。

  • 陸前高田

陸前高田に向かい、一本松と、嵩上げの様子を見ました。一本松には多くの方が訪れ、お向かいの一本松茶屋もにぎわっていました。ほぼ毎月訪れているわたしでも、景観の変化に戸惑うほどです。変わりつつ景色の”今”を、少しでも覚えておきたいと思います。

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その後、佐藤たね屋さんに立ち寄りました。佐藤さんは、お世話になったバルセロナの方々へのお礼を書きたいと、自らスペイン語を学んでお礼文を作成中です。英語、中国語、スペイン語、伝えたい気持ちが学ぶ力になる好例です。頭が下がります。この写真はバルセロナからのお二人が佐藤さんのスペイン語版を添削している模様です。

バルセロナからいらして下さったSさん、Jさん、土曜に立ち寄った時には時間が足りず、日曜の朝にも添削してくださいまして、ありがとうございました。

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さらに、月山神社にお邪魔し、宮司夫人の荒木さんにお話をお伺いしました。きちんとお話を伺うのは、2012年の復興対談以来となります。どのように自然と共生して生きていくか、コミュニティとは、といった奥深いテーマで話が弾み長居してしまいお暇する時間には夕暮れが迫ってきていました。多くのチャレンジの中でもいつでも笑顔、私たちのツアー参加者もいつでも笑いでいっぱいです。

ちらと気仙沼の紫市場にもどり、バルセロナにアンバサダーとして派遣された熊谷さんと、バルセロナからのSさん、JさんとのReunion。縁はつながるものですね。

そして、気仙沼 唐桑半島の鮪立へ。「つなかん」に宿泊しました。鮪立に来ていた学生ボランティアたちのために津波で壊れた自宅を簡易宿泊所として開放したことが、このつなかんの始まりだそうです。言葉で表現できないほどのチャレンジを乗り越えてこられたと改めて感じると同時に、ここに来ると、自分ももっと頑張れる、となぜか元気になります。

美味しい料理をいただき、大いに話し、飲み、ついで翌日お会いする方々への手作りお土産を全員で製作。「かぎ針ダンシ」誕生の瞬間でもあります。こうして笑いに満ちたまま夜は更け、

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早朝、御崎神社の先の遊歩道を散策し、唐桑の海を見て、 DSC_0045

名残を惜しみつつ、また陸前高田へ。広田湾の海沿いのドライブは何往復しても最高です。とりわけ、晴天の日は海の碧さが素晴らしいです。

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陸前高田の吉田姉妹を訪問し、新作の絵を拝見。お二人の詩、短歌を毎月のKomo’s英語音読会@陸前高田の教材として英訳し、それに二人の素敵な油絵を添えて製作した「詩と絵で綴る陸前高田 ~大震災を乗り越えて~」、在庫が大分なくなってきました。是非お早目にAmazonからお求めください:)book

お二人の描く絵は独特の色彩感覚が生きて、時折ハッとします。仮設住宅の集会所の一コマですが、まるでギャラリーでお茶ではありませんか。ここでも気仙流のおもてなし、手作りスープをごちそうになりました。御馳走でした。美味しかったです。DSC_0098

お昼はOさん宅で。仮設住宅にお邪魔して賑やかにお昼を頂き、さらに気仙大工の仕事の”ショールーム”としてもつかわれているもう一軒に徒歩で移動。移動の道中も、土地の風を感じる良い機会です。こちらは気仙大工の建てた家。釘を使わない工法で、見飽きません。

高台に建つおうちでは、すっかり寛いだメンバーがベランダでゴロゴロ。秋風が吹く中、ゆったりした時間です。

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Sさん、Jさんは大船渡に向かうためBRTに。相手が見えなくなるところまで見送るのが気仙流のおもてなし。郷にいては郷に従います。 DSC_0142

残りの我々は、ツアー v2として、翌日平泉に行ってきました。こちらも笑ってばかりの楽しすぎる旅でしたが、被災地ツアーのレポートとしてはここまでです。

是非一度いらしてみてください。人に会いにでも、美味しいものを食べにでも、被災地きそびれちゃったから見てみたいでも、笑い足りないでも、理由は何でも歓迎です。

(Okuda)

 

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